旭化成株式会社|発泡樹脂製品の設計・開発・量産まで一貫生産対応。独自技術でお客様のニーズに応えます。

給湯器断熱材
(大型×板金インサート成形)

給湯器断熱材

エコキュートに使用される断熱材は、高温のお湯を長時間保温し、省エネ性と安全性を両立することを目的として設計されています。高効率な給湯システムであるエコキュートの性能を最大限に引き出すため、断熱材の性能は非常に重要となります。

事例

給湯器の断熱材は形状の自由度から、発泡樹脂成形品を使用する事が一般的となってきており、一般的な成形品ではコストダウンが難しくなっていました。
当社の得意技術であるインサート成形技術を提案する事により、発泡樹脂と板金部品が一体となった断熱材を開発。断熱材に直接熱交換器の周辺部品などが締結でき、これまで必要だった締結用の部品が不要となり、コストダウンに大きく貢献しました。

給湯器断熱材の特長

  • 発泡樹脂インサート成形技術を活用。
  • 発泡樹脂と板金部品が一体となる事により、断熱材に直接部品を締結でき、組み立て工数の削減を実現します。
  • 真空断熱材とのインサート成形も可能で、発泡樹脂の形状自由度と真空断熱材の断熱性能を組み合わせることで、断熱材にさらなる機能性を付加することができます。
  • UL94-V0の発泡樹脂であるサンフォースも成形できるため、今まで発泡樹脂では難しかった難燃性能もクリアー。板金部品やインジェクション部品からの置き換えとして、新たな部品展開が可能となり、断熱と軽量化の両立に貢献できます。
  • 大型成形機を使用する事で、断熱材の分割箇所を極力無くし、熱ロスを削減(最小2分割で対応)します。
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