旭化成株式会社|発泡樹脂製品の設計・開発・量産まで一貫生産対応。独自技術でお客様のニーズに応えます。

浴室水栓断熱材
(薄物×複雑形状)

浴室水栓断熱材

浴室の水栓(シャワー混合栓・湯水混合栓など)に使われる断熱材は、やけど防止、熱損失の低減、結露防止といった目的で必要とされています。

事例

従来、ビーズ法の発泡ポリスチレンが苦手とする薄肉成形を得意としていました。
一般的に薄肉と呼ばれる5㎜程度の成形品を主に生産していましたが、肉薄空間のない箇所に形状の自由度を持たせた断熱材が欲しいとのご要望をいただき、検討を進めました。
試作開発を行い、原料充填を工夫した金型構造の開発に成功。原料充填の最薄2.5㎜の薄肉成形品を実現しました。

浴室水栓断熱材の特長

  • ポリエチレン等のフォーム材を貼り付けて断熱材とするケースは良くありますが、発泡樹脂の形状自由度を活かして成形品とすることで、工数の大幅削減と熟練工の貼り付け技術が不要となります。
  • 断熱の品質が安定しています
  • UL94-V0の難燃性が求められる箇所において、サンフォースを使用した成形品でも同様成形が可能です。
  • 薄肉による断熱材の成形品は、医療機器・工作機械・自動車など様々な分野の機器にも採用実績があります。
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